まだまださぶいっすねぇ。お彼岸過ぎたというのに大阪はまだまださぶいっす。
桜のつぼみもまだ出てませんね。開花はもうちょっと先になるのかな?
さてさて、はいはい、そうなんすよ。
急いでしまったなあぁ~…
いやぁ~、失敗してもうたなあぁ〜、
前々回まではうまくいってたんですよ。なのでね、よしよし、この調子ならもううまくいくと…
ほんで、ちょっと急いでしまったら…
まあちょっと、うまくいかなかったなぁ…
はいはーい、喜劇団R・プロジェクトは只今来月の公演に向けて稽古しておりまーす。
ひぇ~、もう一ヶ月切ったよぅ、恐いよぅ、
ほんま芝居って繊細で、ちょっとメンタル崩れただけで…
「え?全然ちゃうやん」
ってことになるんですよぅ。
まあその人の、メンタル強い弱いもありますけどね。
メンタル弱い人は、ほんまにちょっと、段取りが変わっただけで影響してしまう人もいたりします。
まあなのでね、演劇なんかやる人は、メンタル強くないと、とは思いますが…。
やっぱ僕ら演出家からすると、段取り変えただけでメンタル落ちられるとねぇ…ちょっと、正直困ります…。
そうなんですよ。
なので役者にはけっこう気ぃ使います。
言い方考えたり、気づかれないよーにシレーっと段取り変えたりします。
シレーっとです。
にんじん嫌いな子に、気づかれないくらいにんじん細かく刻んで、カレーに混ぜる、みたいなイメージでしょうか?
どうですか?例え分かりづらかったでしょ?
まあでもね、なんやかんや言うて、やっぱ現場は演出家が何とかしなくてはいけないんですよ。
でね、冒頭の「急いでしまったなぁ」という話に戻るんですが、
前々回の稽古まではけっこう調子良かったんです。特に前々回はほんま良かった。
なのでね、ここらで一丁、通し稽古でもやってみようかいなあと。タイムも計ってね。
通し稽古というのは、お芝居を最初から最後まで止めずに通すこと。
いやぁ~、そうなんすよねぇ。
さすがに通し稽古は急いだかなあぁ。
え?こんなに変わるん?
ていうくらい良くなかった。
まあ良くなかったっていうか、今までが調子良かったのでね、比べると…うーん、良くなかった…
通し稽古やると言っておきながら、開始10分くらいで止めましたもんね。
そのまま通し稽古続けても、時間の無駄やと思って。
マジかぁ、えー、ここまで変わるかあ…
通し稽古をやるというプレッシャーが、ここまでメンタルに負荷をかけるんやなあ。
でね、前々回までの稽古は何故良かったのかを分析してみたところ、キャストがやりやすいシーン、得意なシーン、回数やって慣れてるシーンからやってたことなんかなあ、って思います。
するとね、当然のことながら、得意なシーンはやっぱいいんですよ。
得意なシーンから順番にやっていくと、彼女たちもノッてくるのでね、他のシーンもいい状態で演技ができる。
前々回まではずっとその順番でやってきた。だからずっと調子良かった。良かったもんやから、急いでしまったんやなぁ…こんなに早く通し稽古やってしまったんやなぁ…
まだ早かったですね。
そして、
試しに、また彼女たちの得意なシーンからやってみることにした。
なんや、やっぱいけるやん…。
はい…
そうですね、
とにかく焦らんことやな。
このやり方で、地道に一歩ずつ仕上げていきます。
あとすいません、メンタルの話をもう一つだけ。
劇のいっちばん最初。
ファーストシーンがうまくいかない…。
もっと細かく言うと、劇の始まりのいっちばん最初のセリフが、
うまくいかない。
これはね、劇の始まりって、めちゃくちゃ大事で、第一声ってめちゃくちゃ大事なんですよ。
だからね、そこに負荷がかかる。
「大事や」という負荷がかかる。
プレッシャー、緊張、不安…
負荷がかかる。
声は裏返るは、ほんまぎこちない動きになるはで。
何でそうなんねーん。とは思いますが、気持ちはめっちゃ分かります。
でもね、始まりだすと、だんだん力抜けていって、徐々にノッてくる。
だから僕は言います。
「大事なシーンほど適当にやれ」ってね。
力抜いた方がいいです。無責任にやってください。
まあそれも、難しいんですけどね。
まあまあまあ、課題です。
はい!最後になりますが、すいません、ちょっと宣伝みたいになって恐縮なんですが、僕今メルマガ書いてまして、そのメルマガのタイトルが、『喜劇団R・プロジェクト倉橋勝の裏話!ブログでは書けないシュールコメディの秘密』
っていいます。
タイトルどおり、ブログでは書けない裏話、秘密をね、書いております。
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それでは、最後の最後に…
演劇はやっぱ生っしょ!