朝…西成なんか歩いてると…外で寝てるおっちゃんがいます…
寒ないんかなあ…?寒いんやろうなあ…
器用に寝てるんですよねぇ、心配になります。
まあだからといって、僕に何ができるのか…?
なんもできひん。
ごめんな、おっちゃん、
さてさて、今日も夕方から稽古なんですが、
いってきまーす。
4月公演『シュールな二人組 笑いの実験室 〜カレーかハヤシかタナカか〜』の稽古です。
まあまあまあ、試行錯誤しながら、悩みながらですが、順調には進んでます。
でね、今日のブログは、今日これから始まる稽古のことはもちろんまだ何が起こるか分からないので、
前回の稽古のことを書きますね。
レッツらゴー!
(レッツらゴーって)
さあさあ、ついてきてくださいよー。
今の時期稽古は、台本の読み合わせを中心にやってます。
先ずはね、リラックスして、楽しんで、スラスラ会話する、が当面の目標です。一歩一歩進んでいきます。
読み合わせもですねぇ、ただ椅子に座って読み合わせするだけでなく、立ってやったり、動き回りながらやったり、してます。
その方が、自分が出しやすいのであれば、自分が発揮しやすいのであれば、立ってやったり動き回りながらやったりするのもありですね。
稽古序盤は特に、役者が自分で自分を縛る…傾向にあります…
自分を縛るから、中々自分が発揮できない。
ほんまは普段こんなに魅力的やのに、ほんまはこんなに活き活きしてるのに、
芝居になると、台本と向き合うと、演技しようとすると、
自分が発揮できなくなる…
うーん、残念!
これはもう、しゃあないです。
稽古序盤の壁です。
壁ーー!
自分を縛る、とはどういうことか…?
1つ例をあげると、
セリフがまだ入ってなかったら、セリフを頭で思い出しながらやりますよね?
台本の文字(セリフ)を読みながらやる。
そこに脳みそを使うことによって、その分、自分を縛ることになるんです。
セリフが入ってたら、その分脳みそを使わなくていいので、のびのび、自由にできます。
ま、そこに関しては、経験やったり、器用・不器用もあるんですけどね。
経験がある人や、器用な人は、その辺うまくできることもあります。
まあでも、それでも、全く縛られないわけではないので、セリフがしっかり入っていた方が、のびのびできます。
難しいですけどね。ほんま難しいですけど、頭を空っぽにしてやらないと…うん、そうなんですよ。
セリフを思い出すのに頭を使う、もあるんですが、
家で準備してきたこと、役作りしてきたこと、演技プランを立ててきたこと、演出家からのダメ出し…
などなどを、考えながらやってしまうとですね、
やっぱ考えてしまってるから、その分、自分を縛ってしまってる…うーん…
まあそうなんですよねぇ…考えてしまいがちなんですが…まあやっぱ、考えない方がいいんですよねぇ。
読み合わせしてるとき、演技してるときは、頭を空っぽにして、なんも考えず、ただただ目の前の人と会話する。
が理想ですね。
難しいっすけどねー。
まあ難しいんですけど、自分に意識を向けない方がいいですよ。
自分以外のところに意識は向けた方がいいです。
あえて「自分以外」と書きましたが、
「自分以外」というのは、相手役だけじゃなくて、相手役以外の共演者やったり、お客さんやったり、セット、小道具、衣装、照明、音楽、などなど…
ほんまに自分以外のすべてのものに意識を向ける…
このやり方に慣れてくると、逆にこっちの方が、楽なんですよね。実は。
このやり方やと、自分で演技しようとしなくても、自分以外の人や物が、演技を「させてくれる」。
「させてくれる」んですよ。
楽です。
まあ難しいんですけどねぇ。
どっちやねん!
とまあ、一人ノリツッコミをやらしかてみたのですがいかがでしたでしょうか?
話を戻します。
なので、もっと理想を言うと、頭だけやなくて、心も体も、リラックスできるといいですね。
ぜーんぶ脱力して、周りから情報が入ってきやすくする。
いやぁ~、でもねぇ、やっぱ僕思うんですけどぉー、うーん…やっぱぁー…
西成でこの寒い中外で寝てるおっちゃん。
心配ですよねぇ。
はい!最後になりますが、すいません、ちょっと宣伝みたいになって恐縮なんですが、僕今メルマガ書いてまして、そのメルマガのタイトルが、『喜劇団R・プロジェクト倉橋勝の裏話!ブログでは書けないシュールコメディの秘密』
っていいます。
タイトルどおり、ブログでは書けない裏話、秘密をね、書いております。
製作秘話とか、ネタバレ情報、先行情報、チケットお得情報、メルマガ読者しか知り得ない情報を書いてます。
週一回。毎週火曜日。20:00に発行してます。メルマガは無料です。
あともし、メルマガ登録して気に入らなかったらすぐ解除していただいてけっこうです。
登録、解除は簡単な操作、クリック1つでできるようになってますので、お気軽にお試しください。
ブログよりもツッコんだ内容を書いております。どうぞ読んでください。
それでは、最後の最後に…
演劇はやっぱ生っしょ!