「俺、人にもの教えるのめっちゃ嫌いやねん」って言うてる奴ほど、教えるのめっちゃ好きですよねえ…?めっちゃ教えてるやん。
さてさて、年も明けて、チラシもできて、公演情報も公開して、まあだんだんとね、準備が整ってきましたよ。
4月公演『シュールな二人組 笑いの実験室 〜カレーかハヤシかタナカか〜』
でもまあ他にもこうやってブログ書いたりメルマガ書いたり来月から稽古始まるので準備したりラジバンダリしてます。
まあそんな色々してる中で、僕は今、セリフを憶えてます。
もちろん4月公演の自分がやる役のセリフなんですが。
以前このブログにも書いたのですが、うちの劇団は稽古初日までにセリフを憶えてこなくてはいけません。しかも一字一句そのままで。
12月初旬には台本のデータをキャストには送ってます。稽古始まるまで2ヶ月半。セリフを憶えるには十分な時間です。
それなのに憶えてこない奴がたまにおるんですわぁぁぁぁ。
もうそういう奴は知らん!
まあでもね、知らんとは言っても、そういう奴はたまにおるんでね、そういう奴のためにというか、まあちょっと、今日は僕のセリフの憶え方をお伝えしていこうかな。
レッツらゴー!
まあただ、セリフの憶え方と言ってもそんなたいしたもんじゃないんですよ。っていうかまあ、やってる人はやってます。
ただね、徹底してるか、ってことですよ、多分。
大まかに言うと、スキマ時間の活用、ですね。
これはほんまに徹底すること。1日にスキマ時間なんて結構あるんですよ。5分、10分、15分、30分のスキマ時間。
電車待ち、信号待ち、エスカレーター、エレベーター、待ち合わせの時間、友だちと食事してて友だちがトイレに行っている間、などなど、
そんな時間まで使ってますか?
いや、そこまでしなくても私はセリフ憶えられる、っていう人はいいんですよ。今日はその人に向けて書いてません。
憶えられへんのやったらね、1日にいっくらでもあるスキマ時間を使えって話です。
ポイントが2つあります。
僕たちはほんま恵まれた時代を生きていて、僕たちの手元にはスマートフォンというものすごく便利なドラえもんがいます。何でも願いを叶えてくれます。
僕が20代、30代の頃は、厚い紙の台本を持ち歩いて、電車の中で台本広げてセリフを憶えたりしてました。それも満員電車やったら無理です。広げられません。
じゃあその紙の台本を信号待ち、エスカレーター、エレベーターで広げられんのかってなったら、いけんことはないけど邪魔くさいでしょう?
今やったらスマホがあるやないですかぁ。スマホに台本のデータ入れていつでもどこでもセリフが憶えられる。
こんな時代を僕たちは生きてます。幸せ〜。
僕は1日のスキマ時間だけで少なくても台本2周りは読めてしまいます。
少なくてもですよ。日によっては、4周りくらい読めてしまうこともあります。
それを毎日積み重ねてみなさいよ。絶対覚えられますよ。
ポイント2つ目。
これもスマホを使って、ということになるのですが、スマホに台本のセリフを録音します。
さっきのスキマ時間やないけど、けっこう耳って空いてる時間あるんですよ。
どこかに向かって歩いてる時…学校、職場、稽古場、待ち合わせ、どこでもいいですよ。歩いてる時いっぱいあるやないですかあ。
耳空いてます。
そん時にね、イヤホンつけて、録音したセリフ聞けばいいんですよ。
あと横になってる時ね。休憩してる時、夜寝る前など、
耳空いてるやん!
イヤホンでセリフ聞くのはねぇ、スマホで台本読みながらセリフ憶えるより回数いけますよ。
ってことはですよ、スマホでの台本読みと、イヤホンでのセリフ聞き、両方やったら1日何周り台本いけんねん、って話。
2ヶ月半。
絶対憶えられるっしよ!
もうそんだけやって憶えられへんのやったら辞めちまえ!
だってそうでしょう?
セリフ憶えるのも役者の仕事ですから。
はい、ってなわけでちょっと熱くなってしまいましたが、
セリフは憶えようね!っていう今日はお話でした。ちゃんっちゃん。