その企画なんぼほどあっためてんねん、すぐやれよ、って話。

電車でお年を召した方に席を譲ろうとすると…断る方…まあまあいますよね。まあまあいます…。座りゃあいいのに…って思います。僕も経験したことありますし、その光景を何度も見たことあります。遠慮してるんでしょうけど、座りゃあいいのに…。あっこで断られるとね、なんか、気まずいでしょ? 
経験ある人はきっと分かると思います。恥ずかしい。座ったらええやん。こっちは気まずいねん。 
さてさて、「どんだけ企画あっためてんねん」っていう人いません?「どんだけ」というのは期間の話ね。IKKOさんちゃいますよ。どんだけー! 
「俺さあ、10年前からずっとこの企画あっためてんねん」。「あっため過ぎやて10年も。すぐやれよ」って思います。まあ思いますっていうかもう言ってしまいますけどね、「すぐやれよ」って。「いつかやろうと思ってんねん」「いやいやいや、すぐやれよ」。もうほんまそういう奴に限っていろいろ能書きが多くて行動せえへん。「もう冷めるでその企画」……。 
 
こないだ珍しく一人で外で飲んでて…隣の客とちょっと仲良くなって、いろいろお話しました。その方とは初対面。年は僕と同じくらいの年齢で男性。独身だそうです。因みに僕はバツイチ。僕が演劇(劇団)でずっと活動してる話をするとその人は、「僕も若い頃、ちょっと目指してた時期があるんですよね」「へー、そうなんですね」「30過ぎでもう諦めて、やめてしまいましたけど」「まあまあまあ、そうですよ。まあだいたいやめていきますよ。8割、9割やめていきますからねぇ」「でも今倉橋さんの話を聞いてなんか、実は僕、こういうのやってみたいなあ、って思ったんです」「どういうのがやりたいんですか?」「こういったテーマで台本書いて、発表したいんです」「やったらいいやなですかあ」… 
そっからの会話はもう、僕が何を言っても、ああいうことがやりたい、こういうことがやりたい、言うばかりで…。「やる」という言葉は一言も聞こえてきません。だんだん僕もイライラしてきて、初対面で失礼やとは思ったんですが、あの決めゼリフをとうとう言ってしまいました。 
 
すぐやれよ 
 
それでもあーだこーだ能書きばかりたれる隣の客。 
あ、こいつやらんな… 
もう僕は途中で熱を冷まして、いろいろ言うのをやめ、残ってた枝豆を口に放り込み帰りました。ここで熱を冷ますことができたんは、いい意味で僕も年をとったんやなあって思います。ちょっとこういった人と話をすると、ちょっと温度上がってしまいますねえ。まあでも、まあまあいます、こういうタイプの人。 
企画あっためんでええからすぐやれよ。なんぼほどあっためてんねん。っていうお話でした。ちゃんちゃんっ!

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