オンライン作品は別物やな

さてさて、一週間ぶりのブログですか。 

 
只今、『漫才LOVE』の稽古真っ最中でございまして。ちょうど稽古回数の半分を過ぎたところ。 
 
まあだんだん、だんだんと、芝居は仕上がり方向に進んでおります。順調です。 
 
 
こないだの稽古の時にね、けっこういい感じになってきたので、一発動画撮ってみようかということになり、撮ったんですよ。 
 
オンライン作品は、カメラが正解なんです。 
カメラで撮ったものをお客さんに観てもらうわけですから。(もちろん編集はしますが) 
 
だからね、劇場公演よりは演出しやすいです。 
答えが直接見れますから。 
答えが、というのは、カメラが、ですよ。 
 
僕はオンライン公演だろうが劇場公演だろうが出演しますからねえ。 
 
そうするとね、劇場公演の稽古の場合、生で演じてるところが正解なので、僕出ちゃってるから、絶対正解は見れないんですよ。出ちゃってるから。 
僕が出てない場面は見れますよ。 
ただね、僕演出家のくせに、だいたい劇の三分の二以上は出てるんですよ。めっちゃ出てる。 
 
よく演劇仲間から言われます。 
 
「演出・出演両方する人の出番の量じゃないと・・・」 
 
 
だって出たいんだもん! 
 
 
今回の『漫才LOVE』は、70分、最初っから最後まで出ずっぱです・・・。 
 
でもね、オンライン作品の場合は、カメラが正解なので、70分出ずっぱだろうがなんだろうが、カメラは見れるので、演出はしやすいです。 
 
 
ただね・・・ 
 
うーん、なんやろうなあ・・・難しいっす、オンライン作品は。 
 
 
僕ねえ、今まで劇場公演でやってきたことを、このオンライン公演に、100パーそのままとは言いませんが、けっこうそのまま、持ち込もうとしてるんですよ。 
 
例えばで言うと、僕は一幕劇が好き。暗転なし。劇中の照明もそんなに変わらず、音楽もほとんど使わない。ただただシンプルな会話劇が好き、なんです。 
 
今まで劇場公演ではそんな劇を多くやってきました。 
 
なのでね、オンラインでもそんなようなものをと思って作品創り、稽古してるのですが、こないだ撮った動画が、 
 
 
つまんねえなあ・・・ 
 
 
うーん・・・  
 
もちろん、まだまだ稽古半ばなのでね、僕たちキャストのやり取りはもっともっと面白くなり仕上がってくるとは思います。 
 
でもね、きっと・・・そこだけじゃないんですよ・・・それは、長年作品創ってきてるからなんとなく分かる。 
 
 
オンライン作品はべつもんやな・・・うん・・・ 
 
 
昨夜、動画編集の人といろいろ話し合い、アイデアを出し合った。 
 
ちょっと、軌道修正します。 
 
逆にこの時期気づいてよかった。 
まだ時期的に全然間に合う。 
 
てなわけで、こっから更にエンジン吹かしていきます。よろしく。