その時の「なんか」を信じて書く

今、免許の住所変更と更新で警察署に来てます。 
 
サクサクッと手続きを済ませ、講習の時間まで30分くらいあるので、今警察署の廊下の椅子に座ってこのブログを書いてます。 
 
階段の踊り場では、若い男女の警察官がイチャついてます。 
 
日本の治安はこいつらに任せて大丈夫なのでしょうか? 
 
 
さてさて、午前中は次回作『漫才LOVE』の脚本を書いてます。 
 
今までよりペース早めで書いてます。何を焦ってんねん、って感じなんですが、本番を半年くらいやってないので、 
 
 
やってないのでー! 
 
 
昂ぶる気持を抑えきれずちよっと急いでます。でも無理はしてません。 
 
今月いっぱいに書き終えたいなあ。そして来月から稽古を始めて、年内に本番ができればなー、と思ってます。焦ってんのかなあー? 
 
 
僕ね、脚本書く時、プロットは作らないんですよ。 
 
プロットとは、脚本の設計図みたいなもんです。話の大まかな流れや、登場人物、登場人物の性格や関係性、設定などなど、そういったものをまとめたものがプロットです。 
 
だいたいの脚本家の方はこのプロットを作ってから脚本を書き始めます。プロットにけっこうな時間を使う方もいるみたいです。 
 
ちなみにだいぶ前テレビに宮崎駿が出てて、「僕はプロット作らないんですよ」と言っていたので僕と宮崎駿は同じです。 
 
 
僕はもう、ほんまになんも決めずに書き始めます。まあなんも決めずに言うても頭ん中には「なんか」はあるので、とりあえずその「なんか」から書き始めます。 
 
書き進めながら、新たに頭に浮かんだ「なんか」をリアルタイムに書いていきます。そうすると、最初頭に浮かんでた「なんか」とは違う方向に進んでいきます。正しいのは今です。今の「なんか」です。 
 
なのでこのお話が、最後、どこに着地するかは僕にも分かりません。今の僕よりそん時の僕が正しいので。 
 
起承転結なんていらねえ、テーマ、メッセージなんていらねえ、辻褄なんて合わせねえ、というストロングスタイルでやっているからこそできるやり方です。 
 
 
『漫才LOVE』はもう、今の「なんか」が暴れまくってます。書き始める前の「なんか」とはもう全然違う方向に進んでます。 
 
最後も別にオチをつけるわけではないので、最後辺りにきたら、ここまで書いてきたなりに任せてフワッと終わらせます。 
 
あんまり頭を使って書く脚本じゃありません。感覚任せです。 
 
僕今このブログを書きながらずっと気になってることがあるんですが、 
 
 
あの若い男女の警察官は注意とかされへんのかなあ?