即興でコントを創った方が突き抜ける

先日、コロナワクチンを打ったんですけどね、「次の日、熱が出るかもしれません」って先生から言われて・・・マジかあ・・・まあでも、熱は出なかったんですけど、なんやこの倦怠感はっていう状態が朝起きてからずっと・・もう何もやる気は起きず、午前中はずっと寝ていて、午後から稽古があったのでとりあえず行って、一回セリフ合わせして帰ってきました・・・ずっとだるかったなあ。 

 
ワクチン打った次の日はオフにしましょう。  
 
 
さてさて、この時期は、3月21日から始まる公演『漫才LOVE2』の稽古をやっています。  
 
なんかねえ、これはほんますごいな、という話を今日はしますね。 
 
 
例えば、ショートコントの場面を創るとするじゃないですかあ、その場合、 
 
なんも準備せずにね、なんも考えずにパッとその場で即興でやった時に、けっこうおもろいもんができる、ということが多々あります。 
 
これはね、ほんま、多々あります。 
 
僕は今まで喜劇団R・プロジェクトで20年近く稽古やってきてね、ほんまこういうの多々あるんですよ。 
 
だからけっこうね、僕はこのやり方を多用します。 
 
 
これね、ピンとこないかもしれませんが、
普通やったら、普通やったらね、ショートコントの場面を創る場合、 
 
事前にプランを練る、と思うんですよ。事前に家でプランを練って、細かい人やったら台本にしてきたり、画コンテ描いてきたり、プロット創ってきたりします。 
 
それを頭で何回もシュミレーションして、稽古場に持っていって、演者に説明して、稽古を何回か重ねて創っていくもんやと思うんですよ。 
 
もちろん僕も、場合によってはこの《普通》のやり方で創ることはありますよ。あるんですが、 
 
やっぱねえ、なんも準備せず、なんも考えずにその場でパッとやった方が、どえらいもんができることが多々あるんですよ。 
 
 
これはほんま不思議。 
 
 
まあもちろん、《多々》なので、あまり面白くないもんができることも《まま》あります。まあでも、《まま》です。 
 
《普通》のやり方でおもろいもんを創りあげても100点のネタしかできないですが、《即興》で創った場合は120点のネタができます。これは僕の肌感です。 
  
突き抜けるんですよ。 
 
《即興》で創るとネタが突き抜ける。 
 
考えてネタ創ったら、こんなこと絶対思いつかない、みたいなことをやり出すんですよねえ。ぶっ飛んだ、イカれた、非常識な、型にとらわれない、シュールなことをやり出すんですよ、演者たちが。 
 
 
これはねえ、ほんま毎回不思議には思うんですが凄いことやと思うんですよねえ。 
 
あとやっぱ、《即興》で創るメリットとしては、 
 
家で考えて、台本にして、シュミレーションして、演者に説明して、稽古重ねる、ということを、 
 
全部カットできますからね。 
 
時間と労力をかけずにおもろいもんを創ることができる。
 
 
不思議やねん・・・  
 
 
はい!そんなわけでね、こないだの稽古でだいぶイカれたコントを創り上げました。 
 
『漫才LOVE2』お楽しみに!