オンライン公演のうまみ

3日前のブログで、 

夜中に3回もトイレに起きて困る、と書きました。 

 
【夜中 トイレ】で検索して、いろいろ解決策を調べて僕なりにまとめたところ、 


ふくらはぎを鍛えればいい 
 
という答えに落ち着きました。 
 
それからふくらはぎを鍛え始め、効果はその日から現れた。 
今のところ、2日連続で夜中一回もトイレに行ってません。 
 
効果出るの早い。 
 
具体的に僕がどうふくらはぎを鍛えてるのかというと、 
僕は基本そこにあまり時間を取られたくないので、 

歯磨きしながらかかとの上げ下げをするとか、吊り革に掴まりながらつま先立ちするとか、家の中をつま先立ちで歩くとか、 
 
生活の中に少しずつ取り入れてみた。一回にやる時間、回数はちよっとだけですが、一日にするとけっこうな時間、回数になる。 
 
それで僕は、夜中トイレに行かなくなりました。 
 
困ってる方、お試しあれ。 
 
 
さてさて、今日は、オンライン公演のうまみというテーマでブログを書こうと思います。 
 
僕ね、劇団立ち上げて15年とちょっとになるんですが、去年まではシュールコメディライブと銘打って、劇場公演をしてました。 
 
15年間で20回くらい公演をやったかな。 
 
そして今年、東京から大阪に拠点を移し、オンライン公演に舵を切りました。 
 
大きな理由はコロナですね。 
 
コロナが始まってからもなんとか公演活動は続けていましたが、公演延期や公演中止を経験し、たとえ公演をやれたとしても、いろんな制約の中でやらなければならなくなり、  
 
もうこんな気を揉みながら公演をしたくない、ということでオンライン公演に舵を切りました。 
 
 
そして初めて今年の3月に、シュールコメディオンラインと銘打って、『ハニートラップ』という作品をオンラインでやりました。 
 
はいっ! 
 
ここで一つ説明しておかなくてはいけないことがあります。 
 
R・プロジェクトがやってるオンライン公演って、通常よその劇団がやってるオンライン公演とはちょっと違うんです。 
 
 
どう違うか? 
 
 
よその劇団のオンライン公演はだいだい、劇場で公演をやって、更にそのステージを動画に撮って配信する。 
 
ライブと配信の二段構え
 
 
R・プロジェクトがやってるオンライン公演は、オンラインのみです。そして劇場で撮影するわけではありません。 
 
ホテルの一室、居酒屋、などなど、様々な場所でやります。 
 
例えば3月にやった『ハニートラップ』は、ホテルの一室を借りて、そこで役者が演技して、それを撮影して、配信、ということをやりました。 
 
まあこれがよその劇団のオンライン公演とR・プロジェクトのオンライン公演の主な違いです。 

で、ここからが今日の主題の、オンライン公演のうまみ、の話なんですが、 
 
 
ローリスクハイリターン 
 
 
なんです。
オンライン公演が。 

先ずコロナに関して言うと、リスク0とまでは言いませんが、劇場で公演をやるよりはだいぶリスクが少ないです。 
 
人が集まらないので。 
人を(お客さんを)一箇所に集めないのは大きい。コロナ時代に適した方法やと僕は思います。 
 
お金と時間に関してもだいぶローリスクハイリターンなんです。 
 
説明していきましょう。 

細かいことはさておき、今日は大まかなことだけ。 
劇場公演と比較して説明します。 
 
公演をやる上で一番お金がかかるのが、場所代と人件費。 
 
劇場公演の場合 
当然のことながら劇場を押さえなくてはいけません。劇場費がかかります。 
 
劇場費は、劇場によって費用が違うし(ほんまピンキリ)借りる期間によっても当然のことながら費用が違ってくる。 
 
例えば、木〜日(4日間)公演をやるとなると、最低でもプラス1日、水曜日を押さえなくてはいけません。 
 
仕込み、準備をしなくてはならないからです。 
仕込み、準備日を2日間取ることもあります。 
 
すると5〜6日劇場を押さえることになります。 
 
うん十万はかかります。
 
R・プロジェクトが3月にやったオンライン公演はどうか? 
 
ホテルの一室を2日間、昼過ぎから夜まで借りただけ。 
ホテルを借りた費用は6万円くらいやったと思います。 
 
うん十万と6万。 
えらい違いです。 
 
 
人件費の話をします。  
細かいことは抜きにして大まかな人件費だけ言いますね。
 
劇場公演の場合
宣伝美術、照明さん、音響さん、舞台監督、制作さん、当日スタッフ3〜4人 まあ、おおまかにはこんなところです。 
 
これでざっと、うん十万
 
オンライン公演の場合は、宣伝美術と撮影・編集者、のみです。 
 
10万円かかりません。 
 
オンライン公演が劇場公演と比べてどれだけお金がかからないか、お分かりいただけたでしょうか? 
 
 
時間の話をちょっとだけ。 
 
劇場公演は、10ステージやったら、当然のことながら10回やらなくてはいけません。 
 
オンライン公演は、一回撮影してしまえば、それを100人だろうが1000人だろうが1億人だろうが、観てもらえます。 
 
このコスパの良さ。
 
次はリターンの話 
 
劇場公演の場合  
例えば100席の劇場で10ステージやったとしたら、 
 
どんなに頑張っても100✕10=1000枚しかチケットが売れない。 
 
しかしオンライン公演の場合は 
 
青天井
 
制限がありません。何枚でも売れます。北海道の人でも、沖縄の人でもチケット購入して公演を観ていただくことができます。 
スマホでもタブレットでもパソコンでも観れます。 
 
お分かりいただけたでしょうか? 
 
オンライン公演は、 
 
ローリスクハイリターンなんです。